日本では特に馴染みのある畳ですが、どんな素材でできているかご存知でしょうか？
そこで今回は、畳はどんな素材でできているかをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

▼畳はどんな素材でできているか
■畳表
畳表は、表面ゴザの部分です。
い草と経糸が素材として使われています。
い草は、湿地などに多く生えている単子葉植物イグサ科の植物です。

先の尖った細い茎の部分を束ねて、畳表に使います。
い草には、ちょどいい温度と湿度を保つ効果があるので、フローリングの部屋よりも過ごしやすいといわれています。
日本産だけではなく、中国産や化学素材を使用した化学表なども使われています。
一方で経糸は、綿糸と麻糸が使われ、本数や種類によって畳表の質が変化します。

■畳床
畳床には、藁が使われています。
藁の素材によってランクが変わりますが、近年では藁以外の素材も使われるようになりました。
例えば、発泡スチロールを挟んだワラサンド畳床・木材チップや発泡スチロールを使った建材床などがあります。

■畳縁
畳縁の多くは、綿や麻の糸が使われてきました。
しかし、最近では化学繊維でできたものが主流になってきています。

▼まとめ
畳は、畳表・畳床・畳縁に分けられ、それぞれ異なった素材が使われています。
近年では、天然のものだけではなく、化学素材を使用したものも活用されるようになりました。

使用する素材によって、値段が変動するのでぜひ覚えておきましょう。
また、「金沢屋印南店」では、畳の張替えをおこなっています。
畳の交換を依頼したい場合は、ぜひお気軽にご相談ください。