「
襖の張替えって自分でできるの?」と疑問に思っているかたはいませんか?
そこで今回は、
襖を張替える方法をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼
襖を張替える際の注意点
今回は伝統的な「本ふすま」を張替える方法についてご案内します。
本ふすまとは、内部に格子状の木枠の骨組みがある
襖のことです。
基本的には、古い
襖紙の上から新しい
襖紙を張っていきます。
ただし
襖紙が何重にも張られて厚くなっている場合は、
襖紙を剥がしたほうが良い場合も。
また
襖の片面ばかりを張替えていると
襖が反りやすくなるので、表と裏の
襖紙の枚数が同じになるように調整することも大切です。
▼自分で
襖を張替える方法
ここでは、一般向けの簡易的な張り方(追い貼り)をご紹介していきます。
張替えは、
襖を鴨居や敷居から外してから行ないます。
①
襖紙が破れている箇所に「うけ紙」貼って補修する
②引手を外す
③
襖紙を広げ、
襖よりも少し大き目サイズにカットする
④
襖紙に糊付けする
⑤2人で
襖紙の両端を持ち、そっと
襖の上に置く
⑥
襖紙を上から押さえる
⑦撫でバケを使って、中央から外側へ向かって空気を抜いていく
⑧
襖縁に沿って竹ベラで押さえ、癖付けする
⑨周囲の余分な
襖を切る
⑩竹ベラで縁の部分を押さえる
⑪
襖縁に付いた余分な糊を、濡れ布巾やスポンジなどで拭き取る
⑫半日~1日乾燥させ、引手を取り付ける
▼まとめ
張った直後は
襖紙にシワがありますが、乾燥するとピンと張りますよ。
和歌山県日高郡の金沢屋印南店では、
襖紙の張替えを承っております。
「DIYで張替えるのは難しそう…」というかたは、ぜひお気軽にご連絡ください。